頭で稼ぐ時代
少子高齢化になることで生まれたビジネスや、逆にそこに対応出来ずに凹むビジネスも出てきています。
参入障壁が低いか、下がったことで競争が激しくなり価格競争、所謂草刈場になってしまっている業界は多いです。
例えば前者では美容院、後者では士業(弁護士、会計士、税理士など)が当たります。特に弁護士は新司法試験になり大量に誕生しました。
それに伴いビジネスは二分化してきています。
平均年収が総じて高かった弁護士で言えば、平均年収は確か一流企業のそれよりも圧倒的に低かったかと思います。
ただ、恐らくトップ層は逆に年収を上げてきていると思われます。
弁護士で言えば、ちょっと昔知り合いだった元栄氏が立ち上げた弁護士ドットコムは株式上場しました。誰でも簡単に弁護士に相談出来るポータルサイトと仕組みを構築しました。
美容院で言えば最近は様々なモデルが出来ていて売り上げ利益も相当大きくなったと聞きますが、予約しないでいきなり店に行って激安の料金設定にする代わりに時間を短く設定して、薄利多売にする店舗や、前からありますが1000円カットでしたっけ?QBハウスなどの激安+時短という付加価値で勝負する店。しかも都内の便利な場所に沢山あると言う利便性。このきごらいの料金設定だと月に2回、3回行き人が多いことも容易に想像できます。特に女性に多いでしょうが、美容院はスタイリストとのコミュニケーションが大事だったり、友達との会話で○○に行ってるという会話のネタとして大事だったり、インスタ映えを意識するなどが今今はありますが、コスパを重視する世代から火がつき数年経てばこういった安い美容院に移行していくのではないかと思います。
いずれにせよデフレビジネスが日本では中心に育ち、金持ち用のコンシェルジュ型ビジネスは日本人がシンガポールなとで展開する流れが加速するだろうなと考えています。
0コメント