一年の計は元旦にあるのか


明けました。
元旦です。

諺に『一年の計は元旦にあり』とございます。

果たしてそうなのでしょうか。

元旦とそれ以外の晴れの日でない日常とは何が違うのか。

祝日という点以外は特にない訳です。

年末年始ということで多くの人にとって中期休暇が取れるという意味では大変良いことですがそれ以外何も見当たりません。

2017年という区切りが2018年という区切りに変わっただけ。

その元旦に、一年の目標を立てるということが昔からの一般的な活動になっています。

ここがとても大事なポイントかと思ってます。

人間はマイルストーンがあると物事を進めやすいのです。締め切りという概念が無いとダラダラとスケジュールが後ろ倒していく。

その意味で一年の計を元旦にするというのは逆説的に正しいのかもしれません。怠惰な人間の本質をついた言葉なのです。

人間というものが心の強い生き物であればこんな言葉はいらず、『毎日』『毎瞬間』が『計』であるべきです。

それが出来る人間こそが成功確率の高い人間なのでしょう。

東京ぎりぎり通信

芸能、マーケティング、メディア関連、インターネット関連、カルチャー(特に東京)関連、就活関連が専門分野。 世の中のいろんなことをギリギリなところまで語ってまいります。

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