働き方改革
働き方改革が日本中で進んでいます。
より正確に言えば、進むというよりは進まざるを得ないようなプレッシャーの中で進めています。
僕は全くもって賛成です。
どんどんやるべきだと思います。
自分も早く帰る時間が出来たことで気持ちに余裕が出来たし、友人や家族との時間は確実に増えています。
ただ、無闇やたらに時短を推進するのには無理があるとも感じています。
これは待った無しの事態が引き起こした歪みだと思っています。とくに最低何日は早帰りをしなければならないとか、会議は30分以内といった時間切りのテーマは、かなり無理が出てきます。
特に会議についてはどうしても長くならざるを得ないものは実態として存在し、後でメールやテレビ会議でやりとりするのもニュアンスの伝わり方などを考えると30分までというルールに基づくと酷いことになると思います。
ここで大事なのは会議のゴールを決めて、それには会議をセットする人が2時間は会議掛かると判断すればそれで設定し、必ずその時間の間で結論を出す、とすべきなのです。それが30分で出来れば最高ですが内容によっては無理がある訳です。
また、日本全体のテーマとしてはこの改革による国際競争力の低下が言われますが、どんなに効率化してもそれは避けられないと思います。営業活動をAIで行う時代になるでしょうが、機械的ではない説明や相手の顔を見て商談方法を変えるのが営業ですから、本音が対面より極めて見えづらいテキスト情報ではAIの限界はすぐそこです。この議論になると、『いや、AIはそれすらも越える』という意見が必ず出てきますのでこの辺で。
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