東京の夏祭りの変化
ボクの小さな時の東京の祭りといえば、家の近所のいくつかの名も無き商店街や神社のやっている祭りか、大きな所では浅草の三社祭りでした。
情報がそんなに多くなかった時代であって、メディアが情報を握っていたため口コミやネットでの情報の取得はもちろんない時代。
ボクも何度か父に連れられて三社祭まで足を運び、子供神輿を担がせて貰った記憶があります。高校ぐらいになると、背伸びして十番祭りなんかに行ってみたりしてました。
ネットがちょっと発展した時代ぐらいから、十番祭りに行くことがちょっとした流行の先端の人という位置づけにどうやらなっているようで自慢げに参加を話す人が増えていきました。。非常に違和感です。
十番祭りも、昔は地元の人が中心でありながら、一部の本当に尖った人、例えばボクの姉なんかもそうですが幼稚園とか小学校から都会の私立に行っているような人が、友達に十番の地元の人達が沢山いることから中学生ぐらいからませガキで参加するというような位置づけのお祭りだったんですよね。
今ではそれこそ何十年も前から行われている恵比寿祭りなんかも含めちょっと先端感という誤解をもった認識がはびこっています。
この「知ってる感」「先端感」「リードしてる感」というのは非常に危険だなあと思ってます。
遊び場所の中心を六本木とか西麻布とか言う人同様に危険だなあと思う次第です。言いたいんだろうなあ。東京にはもっと楽しくて、美味しくて、面白いところが沢山あるんだけどねえ。言いたいんだろうなあ。
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