メッセージを俯瞰する


ソーシャルメディア時代にそこら中で散見される表記についていっつも疑問に思ってしまいます。


例えばプロフィール欄で、

「実際にお会いしたことの無い人からの友達申請はお受けいたしません」

これなんかは、書くことでどれだけブロックができるというのですかね。

たとえば誰もが知る著名人ならばまだわかりますが、そうでもない人に対して会ったことが無い中でそもそも申請そんなに来ないだろう(僕にも来ますがスパム系とか友達数を稼ぎたい人のどちらかです)と思う訳で、僕なんかはこれを見ると、


「ああ、自分は人気者か有名人であるとアピールしたい人なんだな」


と思ってしまいます。同じように感じる人は多いでしょう。書かずに無視してればいいじゃん、ほとんど来ないんだから。

そして、ツイッターに多いのが、


「この意見は個人の見解であり組織を代表した意見ではありません」


というやつ。


おいおいと。


そんなことを書こうが書くまいが、その組織にいる人が発言している時点でほぼ組織としての意見だよと思う訳です。そもそもこれを書けば、何らかのトラブルがあった場合に逃げられると思っているのでしょうか。無理に決まってます。ある意味頭が悪いなあと思ってしまいます。


何かを明らかな冗談で書くのであれば良いのですが、これは結構マジなやつなので相当痛い部類に属します。表現の自由は法律で認められてますが、それが何かに抵触したり刺激したりするものであれば場合によっては法律で裁かれるものだし、企業へ損害を与える発言であればそんなことをプロフィールで書いても逃れられません。


何かを書くときに、何かを投稿するときに、バーズアイで見ることがとっても大事です。

それでも気づけないことは実際は沢山ありますがかなり抑えることは可能です。

僕も一応それは意識しています。


東京ぎりぎり通信

芸能、マーケティング、メディア関連、インターネット関連、カルチャー(特に東京)関連、就活関連が専門分野。 世の中のいろんなことをギリギリなところまで語ってまいります。

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