社会通念に寄り添うマーケティング
食べ物屋を選ぶ際にまずググると大抵一番上に上がる食べログを開いて点数や場所、雰囲気、価格などを見ながら決めるというのが世の定番になってます。
少し話しはズレますが食べログ色々問題があったり、今も点数当てにならない説を唱える人もいますが、もはや辞典レベルの価値をもたらしましたよね。僕の友人が立ち上げたのです。スゴイメディアになったなあ。
閑話休題
そういった調べ方が一般ですが、例えば1人で出かけてる時にランチするぐらいならば特段検索なんてせずに外に掲げららた手書きメニューボードやその店の佇まいなんかを見て選ぶ事が多いと思います。
その際に一般の人に通底する選択基準は、『手描きメニュー』『なんとなく適度な汚さ』『日本家屋的な佇まい』とかその他も色々ありますが、割と「美味い店の基準」みたいなことが子供の頃から見てきたメディア情報などで刷り込まれた世界から抜け出せていないのです。
情報の刷り込みは、鶏が卵から孵って初めて見たものを親と認識する(プリンティング)ぐらいに繰り返し情報を受けていると正しいと認識してしまうのですよね。それは言葉を変えれば洗脳で、洗脳から抜けるのが難しいということもまたメディア情報で刷り込まれています。
もしなんらかの商売をする場合、これだけ強靭な社会通念を利用しない手はありません。それを活用することがレバレッジをかける事になり1は1でなく、2にも3にも10にもなって行き易くなります。
そこにオリジナリティを上手く掛け合わせられば最高です。
一過性の価値観、例えば『インスタ映え』する料理の出し方(作り方)など、定番化しないのですがそれをやる手間がほとんどないものは期間限定で積極的にやるべきでしょう。
理屈はそうですが、飲食業はオシャレ、美味しい路線で戦うとホント儲かり辛いので僕はやりませんけど。もしやるならば立ち食い蕎麦屋とかかな。
そんな僕も今は意識高い系を装うべくスタバで開かないkindle paper whiteをテーブルに置きながらこれを書いてます。
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